肩腱板断裂とは
腱板は、肩関節の動きをスムーズにし、肩を安定させる役割があります。腱板が切れたり、傷んでしまうと痛みや肩関節の可動域制限を伴います。
湿布や痛み止めの内服、ヒアルロン酸やステロイド注射、またはリハビリなどの保存療法が一般的ですが、切れてしまった腱板が自然修復することはありません。
そのため、腱を修復したいと考えれられる場合は、断裂が大きくならないうちに手術することをおすすめしています。
手術
腱板修復術
アンカーという糸のついた釘を骨に埋め込み、腱板を縫い合わせる方法です。
- 全身麻酔で行われる手術です。
- 関節鏡下(肩に3〜4か所穴をあける)手術が多いですが、腱板の状態により直視下(切開手術)で行うこともあります。
術後は腱板への負担がかからないように3週間、装具固定をします。
- 入院期間:3週間
術後の目安
- 手術翌日から歩行器で歩行可能となります。
- 仕事復帰
- デスクワークは可能。肩に負担がかかる仕事は3ヶ月以降。
- 車の運転
- 術後3~5週以降から可能。
- スポーツ復帰
- 肩に負担がかかるものは半年以降。
主な術後の合併症
- 再断裂:腱板の状態、術後の無理な動きにより起こることがあります。
- 細菌感染:傷から細菌が入ってしまうことがあります。
- 血栓症:血の塊が肺や心臓の血管に詰まってしまうことがあります。
- 筋力低下・手のむくみ・腕のしび:一時的に起きることがあります。
クリニックまでのアクセス
〒001-0926
北海道札幌市北区新川6条14丁目7-1
-
路線バスでお越しの場合
- 「麻67」麻生・宮の沢線
- 麻生駅・宮の沢駅から
- 「北73」新琴似2条線
- 北24条駅前・
手稲高校前から
- 「西71」新川八軒線
- 札幌駅・
新川営業所から
- 「西48・49」新川発寒線
- 地下鉄琴似駅・
新川営業所から
-
お車でお越しの場合
専用駐車場20台完備
- 最寄り高速道路IC
- 札樽自動車道 新川ICから5分
- 札幌中心部
- 札幌駅から22分
- 最寄り駅JR
- 学園都市線 新川駅から8分