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札幌市北区の膝・肩・股関節の人工関節手術 専門治療|札幌いがらし人工関節クリニック

肩腱板断裂

ROTATOR CUFF TEAR

肩腱板断裂とは

腱板は、肩関節の動きをスムーズにし、肩を安定させる役割があります。腱板が切れたり、傷んでしまうと痛みや肩関節の可動域制限を伴います。
湿布や痛み止めの内服、ヒアルロン酸やステロイド注射、またはリハビリなどの保存療法が一般的ですが、切れてしまった腱板が自然修復することはありません。
そのため、腱を修復したいと考えれられる場合は、断裂が大きくならないうちに手術することをおすすめしています。

保存療法

投薬

  1. 内服薬炎症を抑える、痛みを和らげる効果があります。
  2. 外用薬湿布・塗り薬など。

注射

  1. 関節の中に、ヒアルロン酸、炎症を抑える薬剤(ステロイド)を注射します。

リハビリ

  1. 可動域訓練痛みの無い範囲で他動的に関節可動域訓練を行います。
  2. 日常生活動作の訓練肩に負担をかけない日常生活動作の訓練を行います。
  3. ストレッチの指導悪化させないことを心掛け、出来る運動を少しずつ取り入れて行っていただきます。

手術

腱板修復術

アンカーという糸のついた釘を骨に埋め込み、腱板を縫い合わせる方法です。

  • 全身麻酔で行われる手術です。
  • 関節鏡下(肩に3〜4か所穴をあける)手術が多いですが、腱板の状態により直視下(切開手術)で行うこともあります。
    術後は腱板への負担がかからないように3週間、装具固定をします。
  • 入院期間:3週間
術後の目安
手術翌日から歩行器で歩行可能となります。
仕事復帰
デスクワークは可能。肩に負担がかかる仕事は3ヶ月以降。
車の運転
術後3~5週以降から可能。
スポーツ復帰
肩に負担がかかるものは半年以降。
主な術後の合併症
  • 再断裂:腱板の状態、術後の無理な動きにより起こることがあります。
  • 細菌感染:傷から細菌が入ってしまうことがあります。
  • 血栓症:血の塊が肺や心臓の血管に詰まってしまうことがあります。
  • 筋力低下・手のむくみ・腕のしび:一時的に起きることがあります。

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