札幌市北区の膝・肩・股関節の人工関節手術 専門治療｜札幌いがらし人工関節クリニック
人工股関節全置換術
TOTAL HIP ARTHROPLASTY
人工股関節全置換術とは
人工股関節全置換術とは、病気や外傷などで本来の機能を果たせなくなってしまった股関節の骨や軟骨を人工材料で置き換える手術です。
人工股関節全置換術では主に変形性股関節症や大腿骨頭壊死症、骨折などの外傷によって変形した股関節の表面を取り除いて、人工関節に置き換えることで痛みの緩和や関節動作の改善が期待できます。
手術の適応
- 変形性股関節症
- 加齢により股関節の軟骨が削れ、関節が傷んでいる
- 大腿骨頭壊死症
- 大腿骨頭の一部が血流の低下により壊死することで、潰れて痛みが生じる
- その他
- 関節リウマチによる長期間の炎症や、骨折などの外傷
手術
人工股関節全置換術
股関節と骨盤側の傷んだ部分を切除し、人工関節に置き換えます。
- 全身麻酔で行われる手術です。
- 傷は足の付け根の前方縦10㎝程度です。
- 手術時間は１時間（麻酔時間を含む）となります。
- 入院期間：術後5日～7日
術後の目安
- 手術翌日から歩行器で歩行可能となります。
- 仕事復帰
- デスクワークは退院後より可能。立ち仕事は退院後2週～１ヶ月程度は術後の経過をみながら仕事に復帰することをおすすめしています。
- 車の運転
- 慣れた道であれば退院後より可能。
- スポーツ復帰
- 通院できる方は通院リハビリをしましょう。また、自宅でのセルフリハビリを継続することで術後の経過が良くなります。
主な術後の合併症
- 動作制限はありませんが、転倒や無理な姿勢による脱臼(人工関節が外れる)の可能性があります。
- ばい菌が人工関節に付着し感染を起こすと、再手術が必要なこともあります。
- 静脈で血液の塊(血栓)ができ、肺や心臓の血管に詰まり、重篤な血栓症もあります。
- 神経麻痺、血管損傷による内出血や足の痺れ、太もものしびれが残ることがあります。
- 転倒などの外傷や骨の状態により、人工関節周囲の骨折や緩みが生じることがあります。
北海道札幌市北区新川6条14丁目7-1
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